水木一郎TV主題歌大全集

貴日ワタリ

販売元: 日本コロムビア
販売元: 日本コロムビア

「うれしいゼェーット!」

 今日もテレビの向こうから響く雄叫び。

 首には風になびく様に天に踊る(ハリガネ入りの)真っ赤なマフラーを締め、人懐っこい笑顔でいまや海外でも人気を集め、バラエティー番組にはひっぱりダコ。彼こそは40年にわたり子供向けのテレビ作品のテーマソングをひたすらに歌い続けて来た男。持ち歌1200曲以上というアニメソング界の帝王、水木一郎アニキその人。そしてこのDVDは、そんなアニキのアニメソングデビュー40周年を記念した、映像で綴る水木一郎テレビ主題歌ヒストリーだ。

 
 しかしコレ、つくづく凄い。スゴ過ぎるっ! 

 

 だって、たったひとりのアーティストの軌跡が、まるごと日本のアニメ・特撮の映像40年史になっているのだから。 各制作会社から借りた映像の数も凄いが、その数だけ記憶のタイムマシンに乗り、それぞれの時代、その時その時の自分、刻まれた様々な思い出を追体験出来ちゃうのだ。鼻腔に微かに広がる甘酸っぱい少年時代の空気すらも。

 それはアニキのヒストリーでありながら、同時にわれわれ日本人の40年分のヒストリーでもあるということ。そんなアーティスト、他には居ないでしょ?


 アニメソングデビューの『原始少年リュウが行く』から、ゲキレンジャーのエンディング『道<タオ>』までの40年分のイマジネーションはもう圧倒的。ハッキリ言ってその全てが見どころだと言える。

 マジンガー・シリーズや仮面ライダー・シリーズ、ハーロックやルパン、コン・バトラー、珍しいところでは『ウリクペン救助隊』など、ただただ次から次に現れるヒーローやロボットにシビれ、宇宙を旅し、熱いバラードに泣く。

 作曲家陣も渡辺宙明をはじめ、菊池俊輔、渡辺岳夫、小林亜星、小森昭宏、宮川泰、平尾昌晃といった日本を代表する巨匠ばかり。当時のスタッフ、キャストクレジットすらも懐かしい。

 2枚組、61作品、計104曲の大ボリューム。日本人なら買って損のない必携のDVDだ。

作品データ

【収録曲】原始少年リュウが行く(原始少年リュウ) ぼくらのバロム1、友情のバロム・クロス(超人バロム・1) 嵐よ叫べ、われらは忍者(変身忍者 嵐) アストロガンガー(アストロガンガー) マジンガーZ、ぼくらのマジンガーZ(マジンガーZ) バビル2世、正義の超能力少年(バビル2世) 少年仮面ライダー隊の歌(仮面ライダーV3) 他、全104曲

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著者プロフィール

貴日ワタリ(さすがわたり)

 1965年生まれ、神奈川県出身。ミュージシャン、作曲家。男声コーラスグループ「ザ☆カインズ」のリーダーとしても活動している。また、復刻版のアニソンCDの企画等も担当。