「大沼流こくご塾」とは

「声優のための国語講座」は2016年6月に第1回目を開催して以来、私の予想以上に各方面で評価していただきました。

 さらに、そこから発展して、WEBラジオ「こくごのじかん」や北名古屋市において能田徳若万歳保存会の主催で行なった講演「こくごのじかん」など、さらなる広がりを見せています。

 そこで、これらの項目を一つにまとめ、「大沼流こくご塾」と名乗ることにしました。

 あえて「大沼流」とつけたのは、文部科学省の教育指導要領に従うわけでもなく、受験用の国語として役に立つわけでもないけれど、長年のライター経験で培った私独自の国語のスキルに基づいた「大沼流の国語」を皆さんにお伝えしたいという思いからです。

 国語というとどうしても学校の国語の授業を思い出してしまうかもしれませんが、それらとはまったく違う方向から国語に攻め込んでいきます。

「どうして、こういうことを学校の授業で教えてくれなかったんだ」「最初にこういうふうに教えてもらっていれば、国語が苦手なんて思わなかったのに」と思ってもらえる講座をめざします。

 あまり固苦しく考えず、楽しく国語とつきあっていただければ幸いです。

 

大沼弘幸

声優のための国語講座

はじめに

 仕事柄、若い声優さんたちとご一緒することが多いのですが、ずっと気になっていることがあります。

 それは、文章に対して、あまりにも無造作すぎないか、ということです。

 滑舌や発声、イントネーションについては、細かいところまで気にしたり、お互いに注意し合ったりしているのですが、台本の読み込みという点に関してはひどくあっさりと済ませてしまっているような気がします。

 確かに、滑舌も発声もイントネーションも大事です。

 でも、役者が最初に自分の役と出会うのは台本なのです。

 どうやって役を作っていくかを考えるときの基となるのも台本なのです。

 役者の仕事は、まず台本を読み取ることから始まるのです。

 それができなければ、滑舌も発声もイントネーションもなんの役にも立ちません。

 その割には、台本を読み込むために一番大切なこと、即ち、国語力を鍛えるという訓練がないがしろにされている気がします。

 本来、台本の読解力は、役者なら誰にでも必要なことであり、特に声優に限りません。

 でも、声で演技をする俳優=声優と名乗るからには、声優は言葉の「プロ」であり、国語の「プロ」であって欲しいと思っています。

 その意味も含めて、あえて「声優のための」という講座名にしました。

 これは、あくまでも「国語」に特化した授業です。

 演技力とか発声とか、そういう指導は一切やりません。

 その代わり、「国語」に対する知識を高め、台本を読み解くことを中心にした授業をみっちりとやります。

「国語」なんて学校でさんざんやったよ、と思うかもしれませんが、あなたが今まで習ってきた「国語」の常識を覆すような、あるいは、今まで知らなかったような「国語」の授業になると思います。

 

開催予定

 次回の講座は、2018年2月に開催予定です。

こくごのじかん

第23回は、スペシャル編「きみにも書ける小説教室」です。

第24回は、スペシャル編「きみにも書ける小説教室 補遺」。メインプロットとサブプロットについて語っています。小説の書き方についてまじめに踏み込んでいるので、かなり役に立つかも。

講演「こくごのじかん」

2017年6月11日、北名古屋市において、能田徳若万歳保存会の主催で行なわれた講演「こくごのじかん」です。

「言葉のチカラ」をテーマに語っています。

講師:大沼弘幸

アシスタント:巽理絵(たつみん)

※最初のあたりの音声が聞きづらいですが、5分ほどで直ります。

講演「こくごのじかん」小冊子

講演の内容を文字起こしして、PDFファイルにしました。

文字のほうがわかりやすいという方は、こちらへ!

講演「こくごのじかん」小冊子

 

今さら聞けない声優業界基礎知識

第3回は「声優ってなに? パート1 声優の誕生」です。

第4回は「声優ってなに? パート2 吹替のスターたち」です。

大沼弘幸プロフィール

作家&ライター。

アニメ誌のライターを経て、小説、シナリオを執筆。

ラジオの構成・演出・出演、ラジオドラマのシナリオ執筆・演出等も多数。

アミューズメントメディア総合学院ゲームプランナー学科講師。

詳細はこちら

大沼弘幸 作品紹介

Kindle版

プリントアウト版

kindleで発売されている大沼の著作ですが、電子書籍は苦手という方が結構いらっしゃるみたいです。そこで、プリントアウト版を作ってみました。

1枚1枚、大沼が自分でプリントアウトして、自分で製本しています。

なので、サインが欲しいという方がいらっしゃいましたら、申し込みの備考欄にサイン希望と書いていただければ、サインをお入れします。